またまた解体・・・

毎日の通勤時にいつも見ていた
このビル。

(真ん中のビルです)

片倉工業という会社のビルですが、
とても重厚感があって好きだったんです。


この会社、
あの世界遺産登録で話題になった富岡製糸所を運営していた
歴史ある会社なんです。

キャロン看板はちょっといまいちでしたが・・・。


いつもと様子が違うので
近くに行ってみると
え、解体工事のお知らせ？？



ああ、きみも
この世を去るのかい・・・。
（過去の悲劇←三信ビルクリック）



裏に回ってみると
もう足場がすっかり架けられており
立ち入ることすらできません。


もう少しの命
ちょっとだけでも撮影出来て良かった。



今日は前面も足場が架け始めていたので
ホント最後の姿でした(T_T)

日本は相変わらずスクラップアンドビルドの世界。
使えるけど使わない。
自転車・バス・家電製品しかり・・・。
耐用年数あって無いようなもの。
悲しい気持ちになるのは
私だけではないはず。
ドライに損益勘定しているだけでいいのかな～。

タグ：片倉工業 キャロン 富岡製糸所 ビル スクラップアンドビルド 解体 アンティーク 遺産 建築物 保存

コメント 12

風格は、一朝一夕では出せませんからねぇ。
by Rchoose19 (2010-02-28 00:27) 

おはようございます！
老朽化で止むを得ないとはいえ、このような歴史のある建物が解体されるのは淋しい限りです。この頃のビルは、柱や壁の装飾などから、設計に携わった方のこだわりや誇りが伝わってきますよね。最近のビルは先進的で、それはそれで美しいとは思うのですが、数十年後にもそう感じさせられるかは疑問です。
by とも (2010-02-28 10:36) 

ほんま、ほんま。
何で、古いものを壊すんでしょうね。確かに使いにくい不便ということもあるんでしょうが。
京都とか奈良みたいに古い建築物を大事にするという文化もあるんですがね。
まあ、自転車も新しいパーツを欲しがるところがあるんですが。;)
by harimao (2010-02-28 12:58) 

耐震基準が引き上げられて、古い建物を残すのは耐震化の費用の面で困難になってきたのは判るんですが、残念ですね。


by soraneko (2010-02-28 13:08) 

昔の会社の近くで、、、
ここの売店、よく利用してました。
「キャロン」の看板、私は結構好きでしたよ〜
by cjlewis (2010-02-28 15:01) 

こんばんはー＾＾
風情のある建造物がなくなるのは寂しいですね
土地を最大利用しようとすると高層ビルを建てる
発想になるんでしょうね。。。
悲しい事です
by toshi (2010-02-28 22:34) 

Rchoose19さん、こんばんは、
風格って
作ろうと思って作れるものじゃありませんね。
by イシム (2010-03-01 21:17) 

ともさん、こんばんは。
当時と同じ設計や施工はできないものが多いと聞きます。
技術やデザインの伝承といったものを表現した作品が
消えていくのはさびしいものです・・・。
by イシム (2010-03-01 21:20) 

harimaoさん、こんばんは。
古いもの（今は中途半端に古いかもしれませんが）
これを大切にしていくことで
価値のあるものに変わっていくのですよね。
街の変化のスピードから
取り残された『趣』も
絶対に必要だと思います。
by イシム (2010-03-01 21:22) 

soranekoさん、こんばんは。
耐震化の壁は大きいですね。
この時代の建物にとっては・・・。
by イシム (2010-03-01 21:26) 

cjlewisさん、こんばんは。
ココ行かれてたんですか！
いまとなっては、
ホントうらやましいです~。

by イシム (2010-03-01 21:29) 

toshiさん、こんばんは。
再開発みたいですね。
清水建設の看板がたてられており、
1ブロックまるまる解体されるようです。
by イシム (2010-03-01 21:38)